Event report

2017.2.15

【Fusion360学生アンバサダー企画】Fusion360を使ってロケットペンダントをつくろう! Report

FabCafe編集部

こんにちは!ヒコ・みづのジュエリーカレッジの青木です。
先月1月25日にFusion360学生アンバサダーに任命された青木愛実と柳瀬しずくの企画イベント「Fusion360を使ってロケットペンダントをつくろう!」を行いました。
場所は私たちの在籍する、渋谷のジュエリー専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ。Autodeskの3DモデリングソフトFusion360をジュエリーの分野で活用してもらうため、私たちアンバサダーが講師となり、楽しく学びながら3Dモデリングを体験するイベントを開催しました。

普段手作業でジュエリーを作るなか、新たな制作ツールとしてFusion360で3Dモデリングの使いやすさや活用の幅の広さを知ってもらい、3Dへの苦手意識をなくしてもらおうと企画しました。

それでは早速はじめていきましょう!

具体的なイベント内容は、開催時間2時間半の中で、Fusion360をつかい基本操作を取り入れながら、写真を入れることのできる開閉式のロケットペンダントのモデリングをし、好きな写真を張り付けレンダリングするという流れです。
ジュエリーコースの学生と、ヒコ・みづのジュエリーカレッジと同じ敷地内にある東京サイクルデザイン専門学校の学生20名、そして教員2名の合計22名が参加してくださいました!


はじめに各自AutodeskのID取得してもらい、Fusion360がインストールされた学校のパソコンでイベントスタート。まず私たちの自己紹介と、Fusion360について話をさせていただきました。ソフトの基本情報を紹介しつつ、いざモデリングを開始。基本操作となる「スケッチ」「押し出し」を使い立体を作成していきます。


続いて「修正」の中の「シェル」を使い写真をはめ込むくぼみを作っていきます。そして、角を丸くすることのできる「フィレット」をつかうと、もうロケットペンダントの蓋が完成。あまりにも簡単にできたので参加者から「おぉ!」と驚きの声が漏れていました!


蓋が完成したところで、開閉動作の要となる蝶番のパイプをつくっていきます。
ここでは蓋と比べ作成方法が複雑なためか、参加者から多く質問が飛び交いました。私たちアンバサダーの二人と、サポートととして来ていただいたFusion360学生アンバサダー一期生の豊田さんとAutodeskの渡辺さんとにも手伝っていただき質問を解消する中で、参加者同士で教えあったりする姿もみられました。



難しかったパイプを蓋に取り付けてロケットペンダント本体は完成!



ここから出来上がったロケットペンダントに「デカール」をつかい写真を張り付けていきます。
「デカール」とは、写真を取り込み、デザインしたモデリングにシールのように貼ることのできるツールです。他にも、「押し出し」を使いモチーフを張り付けてみたり「切り取り」で蓋に窓をつけてみたりと、皆さん自由に楽しんで装飾をしていきます。


そしてイベントも終盤、最後には作ったモデリングに「デカール」をつかい写真を張り付け、「レンダリング」していきます。「レンダリング」とは作成したモデリングに様々な素材のテクスチャをつけることで、まるで本物のような質感になる機能です。


Fusion360に入っている様々な素材をつくったロケットペンダントにつけていきます。

ここでいくつかみなさんに作ってもらったデザインを
紹介していきたいと思います。


こちらは時計の文字盤のデザインに錆びた真鍮のテクスチャがついています。
お花のすかしがついた木製のロケットペンダント、和な雰囲気もありつつワンポインのお花が可愛らしいですね。
メタルのテクスチャに、ペットの写真、スタンダードなシンプルなペンダントにインパクトのある写真がクスッときます。
文字と月の彫りがはいったロケットペンダントにメタルのテクスチャ、写真は好きなキャラクターを入れ、ペンダントデザインとキャラクターの雰囲気がマッチしていて愛が伝わってきます。

他にも様々な個性豊かなロケットペンダントができあがり、ここで2時間半のイベントは終了。


最後にはAutodeskの渡辺さんからAutodeskオリジナルTシャツをプレゼントしてくださいました! 数量限定だったのでじゃんけん大会。


参加者の皆さんとのFusion360のFのポーズで集合写真!
2時間半お疲れさまでした!以上が「Fusion360を使ってロケットペンダントをつくろう!」のレポートになります。イベントを開催するにあたって協力いただいた渡辺さん、豊田さん。ありがとうございました!

今回、教える立場として、どんな風に声をかけるか、言葉を伝えるか。そして苦手意識にとらわれずに、新たなツールに挑むことで、ものづくりの幅が広げられ、人としてもクリエイターとしても、とても成長できる良い経験となりました。私は学生アンバサダーとしてこれからもFusion360を学び、ものづくりに活かしていきたいと思います! by青木愛実

普段、生活をしていたら会えないような、様々な企業や学校の方と触れ合える素晴らしい経験をする事ができました! 協力をしてくださった方々、イベントにお越しくださった方々、本当にありがとうございました! by柳瀬しずく

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  • FabCafe編集部

    FabCafe PRチームを中心に作成した記事です。

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