Event report
2017.2.5
FabCafe編集部
こんにちは、学生アンバサダーの櫻井です!
※オートデスクFusion360学生アンバサダーについてはこちらをご覧下さい。
http://www.fabcafe.com/tokyo/blog/fusion360_ambassador_kickoff?lang=ja
今回は、2017年1月20日に行われた東海大学のワークショップについてその様子をお伝えします!
みなさん、3Dとはどんなものかご存知ですか?興味がある、でも挑戦してみる機会がない…今回はそんな方達へ向けたワークショップでした!
さらに!今回のイベントで一味違ったのは中国発のVRゴーグル「Pico1」を体験できたことです!Pico1とは画像処理アルゴリズムと光学方式との連動によって、画像の歪みや色収差の問題を最低限に抑え、より素晴らしい視覚体験をいただけます。Pico1はスマートフォンをそのまま装着し、Bluetooth接続することで利用が可能です。全方位360度の動画を体験でき、視野は96度、透過率は92%を実現し、タッチパネルで動画の早送りや巻き戻し、再生、停止が行なえます。
Fusion360×Picoと盛りだくさんの企画で、平日の夜にもかかわらず約20人の方に参加していただきました!ありがとうございました!
それではイベントの様子をレポートしていきます。
こちら受付スペース。受付にはPico1が並べてあり入った途端ワクワクしますね!
イベントには東海大学で開催したにも関わらず、会社員の方や、他大学の方まで幅広く集まりました!
今回のワークショップは、Fusion360を基本操作から応用までをお伝えし、初めて使うひとでも一からしっかり学べる内容です。その後、作成した3Dデータを使いVRで楽しんで頂こうという企画でした!当日はこのような流れで進行しました。
[Fusion360とF-LABTokaiについての説明]
[第1部]
基本編
目玉焼きで3Dモデリングの基本操作を学ぼう!
[第2部]
応用編
フォークの3Dデータ作成に挑戦しよう!
[第3部]
VRを楽しもう
自作した3DデータでVR遊び!
ワークショップスタート!
まず初めに、アンバサダーの矢内から東海大学で行っている私たちの活動、F-LABTokaiとFusion360の簡単な説明を行いました。F-LABTokaiとは 様々な学部学科の学生・教職員による有志コミュニティで、協賛企業様との展示会やワークショップを行っています。東海大学にFabスペースを創ることが目的です!今回のワークショップでも、F-LABTokaiのメンバーがサポートにかけつけてくれました。
矢内も熱く語ってくれました!
[第1部 基本編]〜目玉焼きで3Dモデリングの基本操作を学ぼう!〜
いよいよ前半、Fusion360の基本操作スタートです!
矢内が目玉焼きを基本操作含めレンタリングまで細かく教えました。
みなさん夢中で目玉焼きを調理してくれました!
様々なかたちの目玉焼きが焼けましたね!
お皿まで作っている方もおり、もう本当の目玉焼きにしか見えません!美味しそう!
仕上げに素材や色を選べるレンダリング機能をかけ、目玉焼きの完成です。
レンダリング機能とは、モデリングした後に木材からガラス、金属など様々な素材が選べ、自分の好きな色に着色することが出来ちゃう機能です!
より本物に近い質感で表現することが出来ますね!
[第2部 応用編]フォークの3Dデータ作成に挑戦しよう!
続いて後半戦スタート!ここからは大林がフォークの作り方を教えました。
今回フォークを作るにあたり、Fusion360のブログに載っていたスプーンの作り方を参考にしました。 http://fusion360.blog.jp/blog/20151008/1042131205
…と思いましたが時間の都合上、大林が機転をきかせ結局スプーンへ変更!(笑)初めての司会進行で緊張しながらも素晴らしいプレゼンテーションをしてくれました!
初心者の方にもわかりやすいように、ワークショップのはじめに参加者の方々にお配りしていたフォークの画像を、挿入から選択し進めていきました!
みなさん真剣にフォーク作りをしてくださり嬉しいです!!!
途中まではスプーンの作り方と一緒で、こんな感じに作っていきます!
フォークを作る時、先端の部分をスケッチから作成→切り取りをして一気にフォークになるところをみなさんにもやってほしかったです(泣)
みなさん同じ作り方なのにいろいろな形のスプーンが出来上がり、おもしろい発見ができました。
目玉焼き同様レンダリング機能で一気に本物に近いものが出来上がりました!
F-LABTokaiのメンバーの完璧なサポートもとても助かりました!
今回は時間の都合上できませんでしたが、大林が考えたフォークの作り方です。
よかったら参考にしてみてください!
https://docs.google.com/presentation/d/1DRccy92LGD–yTaNV0h3RkcrWXsnZh7JHVCHkvWM1zI/edit?usp=sharing
[第3部 VRを楽しもう]自作した3DデータでVR遊び!
最後に私、櫻井がFusion360で作った3DデータをVRで見られる操作の仕方をお伝えしました!
では当日のスライド資料をもとにおさらいしてみましょう。
1.まず初めにインターネットで「my rendering A360」と検索します。
すると一番上の項目に「A360 Rendering – Autodesk Online Galley」と出てくるので、そちらをクリック!
2.こちらの画面になったら上の項目を「GALLERY」の方ではなく、「MY RENDERINGS」の方にクリックします!
このサイトでは、自分のオートデスクアカウントにログインするだけで3Dデータから短時間でVRデータを作成出来るようになるんです。
みなさん続々とVRの方へ移り、驚きと感動の声が聞こえてきます!私たちもその声を聞いて感動です!
私たちアンバサダーが以前から作成していたデータも使い、Fusion360で作ったデータのミニ宝探しが始まりました!
みなさん何があるのか?と様々な方向へ頭と体を動かし探し中!見つけたら「あった!」と大きな声で喜んでくれました。
Pico1のゴーグルでも体験し、立派なゴーグルとその画質の美しさにさらに感動です!
盛り上がったところで最後に記念写真を撮影!
F-LABTokaiとFusion360のFポーズコラボが叶いました!
ワークショップを終えて…
今回のワークショップで少しでもFusion360に興味を持っていただけたでしょうか?
Fusion360をこれからも使い続けていこうと考えて頂けたら嬉しいです。今回はモデリングやレンタリング機能、スカルプモードで3DCADを一から学んで頂ける企画にしました。イベント終了後、たくさんの方から「楽しかった!」というお声を聞くことができ、本当に良かったです。
これからもFusion360の楽しさをたくさんの方々に広めていきたいと思います!また、私たちF-LABTokaiの活動もぜひチェックしてみて下さいね!
F-LABTokaiの活動はこちらのリンクからご確認頂けます。
https://m.facebook.com/fnavi.tsc19/
私たちアンバサダーもとても楽しかったです!本当にたくさんのご参加ありがとうございました!
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