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もじモノ ナイトマーケット

  • #開催終了

もじ好きクリエイターたちが贈る
真夏の夜市&トークショー、堂々開催!

2017.8.10 (木)  UTC+09:00

18:00 – 22:00

FabCafe Tokyo | Google mapで開く

100名

1000円

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開催終了

8月10日(木)夜、FabCafe Tokyo にて、クリエイターたちが日本語の「もじ」を主役としたオリジナルグッズの販売やワークショップを行う、一夜かぎりのマーケット『もじモノ ナイトマーケット』を開催します。
 
マーケットブースでは、グラフィックデザインや書体デザイン、Fab、衣装デザイン、映像作家、アクセサリーデザイナーなど…さまざまな領域で活躍するクリエイターたちが一堂に会し、漢字・かなといった和文タイポグラフィを活かしたグッズを販売します。

さらに、日頃から日本語の「もじ」をいかした新しい表現にチャレンジしているクリエイターたちによるトークショーやポートフォリオプレゼンテーションも行います。

  
本イベントは、刺激的なものづくり体験を共有するものづくり実験・実践コミュニティ「Make it Yourself」(MiY)の取り組みのひとつ。「文字とものづくり」をテーマにした新しい公募プロジェクトの発表もありますので、こちらもお見逃しなく。
 
すべての「もじ」好き、「モノ」づくりLoverたちに贈る夏祭りに、ぜひお集まりください。
タイムテーブル:
18:00    開場
19:00-19:30 もじモノトークセッション・1 :『もじ is アート』 by IDEASKETCH
19:45-19:55 ポートフォリオトーク:駒野 美智(COMAYOSE)/ 江村 史子
20:00-20:30 もじモノトークセッション・2:宇野由希子+藤田すずか
      『モーションで読み解く「もじ」の美意識』
       モデレーター:直井薫子(IDEASKETCH)、桑原季(loftwork)
20:30-20:40 ポートフォリオトーク:池田平太(IDEASKETCH)、山田 和寛(nipponia)
20:40-21:10 もじモノトークセッション・3:大日本タイポ組合
      『もじものもじももののうち ものもじものももじのうち』
21:10-21:30 ポートフォリオトーク:美山 有、川上 大貴、相楽 園香
22:00    閉会

山田 和寛
装丁家, 文字・グラフィックデザイナー
多摩美術大学を卒業し松田行正氏に師事。その後、書体メーカーMonotypeで初代和文書体デザイナーとして「たづがね角ゴシック」に携わる。
2017年6月に装丁家・文字/グラフィックデザイナーとして独立。 nipponia主宰。
和田 由里子
タイプデザイナー, プリンティングアーティスト

1983年生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業後スイスバーゼル造形学校に2年在籍し、2009年から紙活字の制作を始める。2015年秋に紙活字を発表し2016年4月からPaper Parade Printingのプリンティングアーティストとして紙活字作品制作やワークショップなどの活動をしている。

http://papertype.jp/

相樂 園香

デザイナー, Fabディレクター

大阪芸術大学、グラフィックデザイン専攻卒業。ものをつくる「人」や、ものが生まれる「場」に関心を抱き、学生時代から異種クリエイターの人つなぎや場づくりを行う。 2013年、FabCafe運営のためロフトワークに入社。クリエイティブなマインド、魅力的なデザインはクローズドな空間ではなくオープンな空間でこそつくられるという考えのもと、FabCafeの企画運営を主に担当。 2016年ロフトワークを退社し現在はフリーランスのデザイナーとして活動。公私ともにクリエイティブでオープンな場の実現・発展に邁進する。

kwkm_ (kawakami daiki)
デザイナー
日本語タイポグラフィと日本語ならではの言葉遣いや言い回しに魅力を感じ、個人活動としてデザイン制作などをしています。左利き。

http://kwkm-daiki.tumblr.com/

美山 有
デザイナー
1992年生まれ。横浜国立大学理工学部建築都市環境系学科建築EP卒業。在学時にタイポグラフィを中心としたグラフィックデザインをはじめ、卒業後はフリーのグラフィックデザイナーとして活動。グラフィック以外にも、建築、プロダクト、インテリアなど様々な分野に手を出している。
池田 平太
書体デザイナー

鳥海修主催「文字塾」で2年間文字の制作を学ぶ。文字塾では変体仮名を現代のスタイルに合わせるべく変体仮名を丸ゴシック化した「ヘータ」を制作。株式会社アイデアスケッチの「真四角」書体の制作に参加。その後明治時代から続く日本の活版を牽引してきた「築地書体」をヒントに絵本や詩に合う「つきじへいた」を制作。

https://www.ideasketch.jp/tukiji-heita

真四角

IDEASKETCH

「真四角」は、文字を通じて江戸時代の美意識を現代に映すプロジェクトです。ロゴタイプ・プロダクトデザイン・建築などに馴染む「洗練され・親しみのある」タイポグラフィ、9,138文字のデザインをします。 「文字☓プロダクト」の多彩なコラボレーションを行い、ライフスタイルの中に日本の伝統を見出す試みをいたします。
もじFAB屋台 Powered by FabCafe Tokyo
出展者: 江村 史子 / 大島 はるか / 駒野 美智 / 吉岡 優希
FabCafe TokyoのFabスタッフとして活躍しながらも、自らクリエイターとしてものづくりをしている個性的なメンバーが「もじ」をつかった「モノづくりに」チャレンジ。アクセサリーや刺繍ワッペン、布小物など、Fabをいかしたさまざまなアイテムを販売します。
和文タイポグラフィを用いた新しい表現にチャレンジしているクリエイターが登場します!
もじものもじももののうち ものもじものももじのうち
大日本タイポ組合(秀親・塚田哲也)
スピーカー
大日本タイポ組合

ヒゲ有りで苗字無しの秀親とヒゲ無しで苗字有りの塚田哲也により1993年に結成。文字通りモジモジしながら文字で遊んで23年。文字と歩んで三千里。文字を解体し、組合せ、再構築することによって、新しい文字の概念を探る実験的タイポグラフィ集団。2014年10月「文字による文字のための文字のサイト」type.center(http://type.center/)を立ち上げる。2015年ギンザ・グラフィック・ギャラリーにて「字字字」展を開催。

モーションで読み解く「かな」の美意識

宇野由希子+藤田すずか/ モデレーター:直井薫子(IDEASKETCH)・桑原季(loftwork)

文字のかたちを3次元空間的にとらえ、ことばのイメージとともにモーションをデザインする映像作品シリーズ「もじうご」をてがける、宇野由希子と藤田すずか。かな文字が内包する「書く」という行為の柔らかな身体性を表現した作品『夜は』では、東京TDC賞2017のRGB賞を受賞しました。本トークでは、ふたりが映像制作を通じて読み解く日本の文字の美しさについてお話します。
さらに、FabCafeの大画面ディスプレイで「もじうご」作品上映も行います。
スピーカー
宇野由希子(もじ担当)

1989年生まれ。仮名書体「こうぜい」で東京TDC賞2014タイプデザイン賞を受賞。有限会社字游工房書体デザイナー。

 

藤田すずか(うご担当)

1991年北海道生まれ。グラフィックデザインと映像デザインを中心に活動。21_21 DESIGN SIGHT 単位展「単位しりとり」映像デザインなど。

 

ともに2013年武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。東京TDC賞2017RGB賞を受賞した映像作品「夜は」の制作をきっかけに共作を続け「もじうご」(https://mojiugo.tumblr.com/)として公開している。

「もじ」とデザイン再考 ― デザインカンパニーが和文書体をつくる理由
Yoshiyuki Kano+Masato Yamaguchi
2016年6月に漢字書体「真四角」プロジェクトをリリースし、2017年5月にかな書体「つきじへいた」を発表するなど、デザインカンパニーとして精力的にオリジナルの書体開発にとりくむIDEASKETCH。和文書体において必要な漢字の文字数はJIS第一水準で2,965字と、欧文と比べはるかに開発に工数がかかります。にもかかわらず、なぜ彼らはオリジナルの書体開発に取り組んでいるのでしょうか?

この一年間で、「もじ」を通じて彼らが出会った人々や、うまれた「モノ・こと」とは。そして、これからどんな変化を起こしていきたいのかを語ります。

スピーカー
Yoshiyuki Kano
書体デザイナー
書体デザイナー・UIデザイナー。フリーランスを経て、デザインスタジオ「アイデアスケッチ」を設立。1997年より書体設計を手がけ、和文・欧文書体を制作・各方面へ提供する。また、ウェブサイト、アプリケーションなどのユーザーインターフェースのデザインも手がけ、主な仕事として日本経済新聞 電子版のUIデザインなどがある。書体設計とそれを表記する媒体制作を通じて、「読む」「伝える」というシンプルな行動を促すための方法を追求している。
制作した和文書体にて東京TDC タイプデザイン賞(2006年)を受賞。

Masato Yamaguchi
アートディレクター・ペインター
法政大学を卒業後、デザインスタジオ「アイデアスケッチ」を設立。グラフィックデザインを中心にアートディレクション、グラフィック、WEBなど、多様な領域で活動を行っている。主な仕事にApogee、椎名林檎、RocketmanなどのアートワークやPVがある。東京の価値観を軸に現代美術の作品をサンプリング、マッシュアップした「Plastic Painting」のシリーズが話題を呼び、ニューヨークで 「MADE IN TOKYO」東京で「Plastic Painting」の個展を行っている。デザインとアート領域を行き交うクリエーターとして活動している。

マーケット出展クリエイターによる、ポートフォリオプレゼンテーションを行います。

「自分でつくる」をもっとクールに、エキサイティングに。Make it Yourself は、ライフスタイルを変える刺激的なものづくり体験を共有するものづくり実験・実践コミュニティです。 様々なジャンルのクリエイター、企業、Fabスペースとの共創プロジェクトを通じて、国内外から集まるMake it Yourself なクリエイティブを発信。最新の素材や加工方法、ハックの精神をとりいれながら、世の中の「つくり手」と「ユーザー」の中間としてのものづくりカルチャーを醸成・活性化させます。

 

今回、マーケットで販売するプロダクトの一部はFabCafe+ものづくりパートナーのFabスペース/Fabサービスを活用し制作されています。

 

Happy Printers

2013年、原宿にオープンしたファブスペース。「世界一ワクワクする印刷工場」をコンセプトに、UVプリンター、Latexプリンター、レーザーカッター、テープクリエイター等を使ったものづくりをサポートしている。ファブ初心者向けのワークショップも多数開催する一方、デザイナーやクリエイターといったものづくりのプロに対しても直接話し合いながら印刷をすることで、実験・挑戦的なものづくりをサポートしている。

 

Happy Fabric

オリジナルの生地が1mから「作れる・買える・売れる」オリジナルファブリック・マーケット。
最先端のデジタルプリントテクノロジーを使い、美しい発色のオリジナル生地を届ける。ここでしか手に入らない個性的なデザインを購入できるほか、クリエイターは自分のデザインを登録し、サイト上で販売することも可能。販売価格の10%は還元され、クリエイターの収益となる。

 

文字好きの皆さま、こんにちわ、モリサワです。 いきなりですが、新書体のお知らせです。 今年は、人気書体“A1明朝”の特徴を継承しつつやわらかな表情をもつ「A1 ゴシック」をはじめ、98の言語と海外の表記ルールに対応する欧文書体 「Citrine(シトリン)」、縦組みの際に言葉によって文字の形が変化する機 能をもった「みちくさ」、歴史的な書物の字形を復刻した「きざはし金陵」 など、個性溢れる17書体をリリースします。詳しくはこちらをチェック!

loftwork.com / IDEASKETCH Inc / FabCafe Tokyo

Information

日時

2017.8.10 (木) 18:00 – 22:00 UTC+09:00

会場

FabCafe Tokyo
東京都渋谷区道玄坂1-22-7 道玄坂ピア1F

京王井の頭線 神泉駅 南口 徒歩3分
JR 渋谷駅 徒歩10分

03-6416-9190
Google mapで開く

参加費

1000円

定員

100名

開催終了

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